皆さん、こんにちは!
デスクスタイルの石田です。
先週まで続いた大雪も一段落して、少しずつ雪も溶けてきましたね。
あんなに積もった雪が春にはなくなってしまうと思うと、寂しいような、嬉しいような複雑な気分になります^^;
今日はある大雪の日の帰り道の話をしようと思います。長文ですが、最後までお付き合い下さい。
帰りが夜遅くになり、初めての道を通っていたのですが、猛吹雪で視界が1m程度しかありませんでした。
ナビをみて走っていたので、道に迷うことはないと思っていました。ただ一つ欠陥があって、それは高低差が分からないということです。
地図上で高速のインターまでの最短ルートを進んでいたのですが、途中ヘアピンカーブのある道を走ることが分かりました。
今思えば、坂道になっているからそんなカーブがあるんですよね...
そのときは雪に集中しすぎてそんなことには気づかずにその道に突入していきました。
最初は緩やかな上り坂でつかまる度にバックして、進みを繰り返して上っていきました。
車は前輪駆動のFFなのですが、雪が積もっていても水平な道であれば、なんとかはまらずに進むことができますが、上り坂になると結構よく雪につかまって進まなくなります。
始めの段階で諦めてバックで戻っていけば良かったのですが、行ける!と楽観的に考えてしまったんですよね><
途中ヘアピンカーブを抜けた辺りから坂道が急になってきて、いよいよ前に進まなくなってバックで戻る決意をしました。
ただ雪がすご過ぎたのと、雪で道幅がは車一台やっと通れる幅ということもあり、車の後方を過って路肩の雪の壁につっこませてしまいました。
それからはバックも前進も出来ない状態で、スコップを持っていなかったので傘を使ってなんとか雪をどかしましたが、全くダメでした。
自分の力ではどうにもならなかったのでJAFを呼ぶ決意をして、電話をしたのですが、大雪のせいで来るまで4時間かかると言われてしまいました。ちなみに現在の時刻は23時です;;
しかも会員じゃなかったので1万5千円~2万円かかると言われ、かなり落ち込みました。
しかもしかも、そのときガソリンのランプがついて、かなりの距離走っている状況だったので、正直アイドリング中にガソリンがなくなる心配もあったので、それからはエンジンを切って毛布をかぶって4時間待つしかないと諦めていました。
2時間近くうとうとしてたら、突然"コンコン"と窓を叩く音がしました。
外を見ると、トレーナーにジーンズ姿の20代後半かと思われる男性がスコップを持って一人立ってました。
最初JAFかな?と思って挨拶をしたのですが、実は地元の男性で車を見つけて助けに来てくれたと分かりました。
そこからその男性はものすごいスピードで雪かきをしてくれて、車の後ろから押してくれたおかげでなんとか脱出することに成功しました!
素手で、防寒もままならない服装なのに、地べたに膝をつけながらの雪かきして頂き、正直言葉が最初出ませんでした。
脱出したあとも、坂の手前までバックで戻れるように誘導してくれ、やっと平坦な道まで戻ってきました。
僕は言葉では到底表せない感謝の気持ちでいっぱいになり、お礼と言って5千円を差し出しました。
別にお金ではないのですが、何か形としてしないと自分自身の気がすまなかったのです。
ただ絶対にその男性は受け取ってくれませんでした。無理やりにでもポケットに入れようとしたのが、毎回拒否されました。
そのときに男性が言った一言がとても印象深かったので皆さんにお伝えします。
「困ったときはお互い様ですよ。」
当たり前の言葉。小学生の頃から教えられる道徳の考えですが、これほど身にしみて感じたことはありませんでした。
正直その言葉を言われたときには涙が出るほど嬉しかったです。実際少し泣いていたかもしれません。その無償の善にひどく感動しました。
最後は男性に思いっきり握手をして、自分の名刺を渡してその場から立ち去りました。男性の名前や連絡先は聞けませんでした。
自分さえ良ければ、他人はどうでも良いと思う人が現代では増えてきているのではないかと思います。
それも核家族化や、地域との交流の希薄化により、昔に比べて人とのつながりが薄れてきていることが一因ではないかと思います。
ただ、東日本大震災のときでも県外から多くのボランティアの方が駆けつけたように、その大切な心はまだまだ人々にあるのだなと感じました。
多分、そういうことを表に出すことがなかなか難しい社会になっているのではないかとも思います。
大きなお世話じゃないですが、親切を逆に迷惑と捕らえてしまう人もいるように、なかなか自分の思った親切を出しにくいですよね。
僕も今までそんな考えでしたが、その男性からの親切を受けて、少し考えが変わりました。
この受けた親切は必ずまた別の困っている人に伝えていきたいと思います。